TOEICテストの種類と概要
就活、転職に必要なTOEICですが、公式サイトを見てみると、いくつものテストに分類されています。TOEICといってもどのテストを受けたらいいのだろう？ と、疑問に思う人もいるでしょう。そこで今回は、改めてTOEICテストの分類と概要についてご紹介します。
CONTENTS
ビジネスパーソンに必要なのはTOEIC L&R
TOEICは、主にL&R、S&W、Bridgeに分類されています。この中で、一般的なビジネスパーソンに必要なのは、TOEIC L&Rです。L&Rとは、聴くListeningと、読むReadingを表します。TOEICはビジネスの実践の場で必要なスキルを効果的に測定するテストです。また、レベルは英語学習中級～上級をカバーしているので、平均点の580点で日常会話以上、海外部門未満の英語力を証明します。スコアは990点満点でネイティブ並みの英語力まで測定可能です。
＜TOEICテストの分類と内容＞
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◎ |
TOEIC L&R |
ビジネスパーソンに必要な英語資格 |
|
高度 |
TOEIC S&W |
専門性が高い英語資格 |
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初級 |
TOEIC Bridge |
英語学習初級者を対象とした英語資格 |
TOEIC S&Wとは
TOEIC S&Wとは、話すSpeakingと、書くWritingを意味します。L&Rにはないスピーキングとライティングの英作文では、より実践的で能動的なコミュニケーションスキルを測定します。現状では、L&Rと比較してS&Wは受検者の非常に少ない専門性に特化したテストです。スピーキングのテストは、コンピュータに向かって話す独特のスタイルを採用しています。採点は公正さを重視して、複数の採点官によってオンラインで行なわれます。スピーキングとライティングのテスト時間は、合計約80点で、スコアは200点満点です。
TOEIC Bridgeとは
TOEIC Bridgeとは、英語学習初級者のためのテストです。L&Rの半分のサイズで、英語の基礎力を測定します。企業では、L&Rスコア300点程度の人にこのTOEIC Bridgeの受験を勧め、英語学習のポテンシャルを高めています。英語力に自信のない方は、高度なL&Rを諦めることなく、TOEIC Bridgeから受験することをお勧めしています。
まとめ
このように、TOEICテストは、主に、一般的なビジネスパーソンに必要なL&R、専門性の高いS&W、英語学習初級者を対象としたBridgeに分類されます。あなた自身のレベルや目的に合わせて適したテストを受験してください。英語学習はただ語学力を向上させるだけでなく、日々の継続的な学習が人材としての基礎力を強化します。グローバル社会を生き抜くためには、まず、世界共通語である英語力を身に付けることから始まります。平成が終わりを告げ、やがてやってくる新たな時代では、グローバルなステージがあなたの活躍を待っているのです。
