TOEICとは3
ビジネスパーソンに必要な英語資格TOEICについて、TOEICとは1では概要、TOEICとは2では応用をご紹介してきました。そこで今回は、TOEIC受験者のデータが示す優れたビジネスパーソンの条件について考えていきます。
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学生よりも社会人のスコアが高い
TOEICの受験者のスコア平均は、全体で582点です。そのうち学生は559点、社会人は607点となっており、学生と比較して社会人は約50点ハイスコアです。このデータは社会人になってから、より多くの人が英語を学習していることを表わしています。
<TOEICスコアの平均点>
全体 |
学生 |
社会人 |
582点 |
559点 |
607点 |
ビジネスパーソンに求められること
社会のグローバル化が進み、上場企業の75%では英語力を使用しています。前述したように、学生よりも社会人のTOEICスコアの高さが物語るのは、英語学習をしている数だけではありません。学生に比べて、社会人の方が英語を使用する必要性があることを表わしています。求められる能力を見極め、適切な努力をしていくことが、ビジネスパーソンに求められていることの1つです。
ビジネスパーソンが学ぶ英語
自分自身の学歴に何らかのコンプレックスを持っている人は多いのではないでしょうか。一流大卒者と比較すると、その他の学歴では初めから人材の評価に差が生じます。しかし、現状のまま学歴を身に付けることはできなくても、英語力を強化してTOEICスコアを伸ばすことはできるのです。
すき間を活かして学習する
通勤、休憩、帰宅後の時間を有効に利用して、多くのビジネスパーソンは日々勉強しています。1日たった20分の学習でも、年間300日続けると100時間にもなるのです。1日20分を確保することは、決して難しいことではありません。すき間時間を利用して、100時間、200時間と積み上げていくことができるのです。少しの工夫と日々の継続が、評価へのキーになることは言うまでもありません。
<1日わずか20分で年間100時間>
1日20分 × 年間300日 = 100時間
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最後に
このように、多くのビジネスパーソンは英語の必要性を感じ、自ら学習に取り組んでいます。また、TOEICは採点をより正確にするために様々な工夫をしています。そのため、語彙力、文章力、理解力などの測定が非常に精巧です。TOEIC受験は、1つの目標として捉えるのではなく、英語学習の効果測定に用いることでモチベーションのアップをはかることもできます。あなたに合った学習スタイルで英語をマスターし、世界のステージで活躍できる人材になることを応援しています。