フィリピンでダイビングデビュー-体験ダイビング-【フィリピン留学】
フィリピンは世界中のダイバーが夢中になる美しい海が魅力です。フィリピン留学を志す留学生は、休日にダイビングを楽しむ人ばかりではなく、ダイビング未経験者もいます。そこで今回はフィリピンでダイビングデビューできる体験ダイビングについてご紹介します。
CONTENTS
- ダイビングデビュー
- ①学科講習
- ②機材選び
- ③機材チェック
- ④機材のレクチャー
- ⑤マスククリア
- ⑥レギュレーターリカバリー
- ⑦呼吸の練習
- ⑧フィンの練習
- ⑨ボートで移動
- ⑩潜降する
- ⑪海中散歩
- ⑫餌付け(できる時)
- まとめ
ダイビングデビュー
体験ダイビングとは、ダイビング未軽減者でも1からレクチャーを受けて、プールで実習してから実際に海に潜る一連のダイビング体験ができるものです。全行程3時間程度でしっかりと基礎から学べるのでお勧めです。ダイビングは30分程度ですが、初体験では十分に楽しめます。
①学科講習
学科講習は動画を用いた講習です。実技講習の前に動画でレクチャー全体の流れを把握します。また、実際に海の中で注意することや、基本的な知識などをあらかじめ目で見ておくことで、実技がスムーズに行なえます。
②機材選び
初心者は機材の一切を触ることも初めての人が多いので、レンタル機材を実際に触りながら選び方のポイントを理解していきます。マスクを顔に当てて鼻で息を吸い、違和感のないもの、落ちてしまわないものを選びます。また、両足につけるフィンのサイズにも注意しましょう。サイズが合わないと痛みがでることがあります。
③機材チェック
フィリピンでは、機材のチェックはスタッフが代行してくれます。しかし、自分が身に付けるものなので、疑問点があれば質問するなどよく見ておきましょう。機材が何をするためのものなのかについては、理解しておく必要があります。
④機材のレクチャー
ここからは実際にプールに入ってレクチャーを受けます。
機材の使い方はしっかりと理解しましょう。BCジャケットに空気を入れる/抜く方法から、計器の読み方も自分でできるようにレクチャーを受けます。
⑤マスククリア
マスククリアはダイバーにとってマストです。マスクに水が入ったり、マスクが曇ったりした時にする対処法です。マスク上部を押さえて、下部にすき間を作り、鼻から息を吐き、ハミングするような感じでマスククリアをします。しっかりと練習しましょう。
⑥レギュレーターリカバリー
レギュレーターリカバリーとは、タンクからの空気を吸うためのレギュレーターが口から外れた時の対処法です。息ができなくなるのでパニックになってしまいそうですが、落ち着いて腕を回してレギュレーターを再装着します。
⑦呼吸の練習
レギュレーターでの呼吸は慣れるまでは息苦しく感じます。また、水中にいることが圧迫を感じさせるのでプールで呼吸の練習をします。ゆっくりと繰り返し練習することで特殊な環境での呼吸にも慣れていきます。
⑧フィンの練習
フィンはイルカの尾のようなもので、足先につけます。水中で水の抵抗を受けながら動かすことで、推進力が得られます。脚を動かす動作をプールで練習します。
⑨ボートで移動
実際の海にボートで移動します。練習用のエリアに行くことが多いですが、初心者用のダイビングスポットで練習することもあります。潮風を受けながら海上を移動するのはとても気持ちがいいです。
⑩潜降する
到着したら④~⑧のプールでの練習の通りにガイドのインストラクターと共に潜降していきます。最初にBCジャケットの空気を抜いたら、指示に従い耳抜きをして徐々に海中に潜っていきます。
⑪海中散歩
実際にインストラクターのフォローを受けながら海中散歩を楽しみます。美しいフィリピンの海を体験しながら機材や水中に慣れていきます。
⑫餌付け(できる時)
餌付けOKなエリアでは、餌をまくことができます。熱帯魚たちが一斉に泳いで傍に来る姿は、夢のように美しい光景です。
※保護区など餌付けNGエリアでは体験できません。
まとめ
このように体験ダイビングは学科講習から実際の海でのダイビングまで、しっかりとしたプログラムで安全に楽しむことができます。フィリピンの海は世界でも有数の美しさを誇ります。
また、いくつもの海洋保護区もあり、その貴重な美しさはなかなか経験できるものではありません。ダイビング未経験者のあなたもフィリピン留学を機会にダイビングデビューして、アクティブで充実した趣味を持つこともいいかも知れません。フィリピン留学は、語学だけでなく人としての成長や豊かさを助けてくれる素晴らしい留学の機会なのです。