ダイバーに人気の魚の種類－カクレクマノミ、バラクーダ、マンタ、アオウミガメ、ジンベエザメ－【フィリピン留学】
フィリピン留学の一番のアクティビティはやはりダイビング。そこで今回はダイバーに人気のカクレクマノミ、バラクーダ、マンタ、アオウミガメ、ジンベエザメについてご紹介します。
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カクレクマノミ
カクレクマノミは、その愛らしい姿がディズニー映画で取り上げられ、一躍人気になった熱帯魚です。体調は7㎝程と小型で、サンゴ礁のイソギンチャクに生息するクマノミ科の一種です。オレンジと白のカラフルなストライプが目を引くだけでなく、イソギンチャクにダンスをするように近づく姿がとても印象的です。体を振る泳法が特徴で、「ワッキング」と呼ばれています。ハタゴイソギンチャク、センジュイソギンチャクに生息しています。
バラクーダ
バラクーダは正式名称をブラックフィンパラグーダといい、熱帯の海で大群をなして泳ぐ大型の魚です。体の色は濃青色で、黒い模様があります。フィリピンではこのバラクーダの大群が見られますが、その群れが描く形の美しさがダイバーの心を掴んでいます。群れは円形や幾何学的な形になりながら、フィリピンの青い海の中をキラキラ輝いて泳いでいます。
マンタ
マンタは、体の形状からマントを名前の由来に持つ大型のエイです。フィリピンで見られるのはナンヨウ（南洋）マンタという種類に分類されます。おとなしい性格とゆったりと泳ぐ姿が、マンタ独特の美しさとして人気を集めています。海面に近い場所を泳ぐので、体の形状の美しさが際立ちます。初心者のダイバーでも一緒に遊泳することができる貴重な種ですが、自然の生き物なので刺激してストレスを与えないように注意しましょう。
アオウミガメ
アオウミガメは、熱帯から亜熱帯の海に生息するウミガメで、体重が320㎏にも達するものがあり、ウミガメの中でも最も大きい種類です。幅広の甲羅はやや平板で、大きな体が特徴です。アオウミガメの名称の青は体の脂肪が青いことに由来し、主食である海藻の色素によるものといわれています。海藻や藻を食べることから、沿岸地域に生息しています。アオウミガメは日本でも産卵が確認されている貴重な種です。絶滅危惧種としてレッドリストにあがっており、世界中で保護が進められています。フィリピンの海では、このとても貴重なアオウミガメを見ることができるのです。
ジンベエザメ
ジンベエザメは、魚類の中で世界最大の大きで、体長が13m、体重7ｔにもなるサメです。大きな体とは裏腹に、プランクトンなどを食べるおとなしい性格で、優雅に泳ぐ姿がダイバーたちの人気を集めています。フィリピンではセブ周辺のドロップオフで単独で回遊している姿や群れを見かけることもあります。オスロブでは餌付けをしているため、ウォッチングツアー、シュノーケリング、ダイビングで間近で見られる貴重な体験ができます。ジンベエザメも自然の生き物なので、一緒に泳ぐことができても決して体に触れないようにしてください。
まとめ
このようにフィリピンでは、熱帯の暖かな気候と美しく澄んだ海水が、海洋生物の楽園を形成しています。欧米系のダイバーが多い一方で、日本ではあまり知られていないエリアも多く、今後ますます人気が高まっていくことが期待されています。一足早くフィリピンの美しい海と、珍しい魚たちとともに素敵な経験をしてください。また、レッドリスト絶滅危惧種として知られる魚も多く、これからの海の資源の保護について考えるいい機会になるでしょう。新たな経験と視野の発見が、今後のあなたを支えてくれます。フィリピン留学で有意義な経験をたくさん重ねて、人として充実した内面を強化さるることを期待しています。
