TOEFLとは
グローバルな英語資格として知られるTOEFLについて、今回は
テスト内容
実施回数
スコア
採点方法
など、テストの詳細についてご紹介します。
TOEFLとは
TOEFL テストとは、
イギリス
アメリカ
オーストラリア
カナダ
を含む 世界150 か国 10,000 以上の大学や機関
で用いられる英語資格です。
主に、
海外留学の際のビザ申請や、
海外大学進学のための
英語力判定の指標とした内容となっています。
また、TOEFLスコアは、英語力を証明する資格として用いられており、
大学の単位認定の優遇を受けられることもあります。
TOEFLでは、
①読むReading、
②聴くListening、
③話すSpeaking、
④書くWriting
の4つのスキルすべてを測定します。
これにより、海外の教育機関で学習するために適した英語力のレベルを指標化することができるのです。
<TOEFLテストの技能>
全4技能 |
① 読むReading ② 聴くListening ③ 話すSpeaking ④ 書くWriting |
※リスニングとスピーキングの設問では、北米英語以外のアクセントを用いた実践的な内容になっています。
テスト実施回数
TOEFLテストの実施回数は大変多く、年間50回以上あります。受検回数に制限はありませんが、受験から再受験までは12日間の間隔を空ける必要があります。
<テストの実施回数と規定>
・年間50回以上テストを実施
・受験回数制限なし
・再受験には12日間の間隔を空ける
スコア詳細
TOEFLスコアは
0から120点(満点)で表し、
1技能30点(満点)×4技能
からなっています。
大学などの機関は、それぞれ具体的なスコア要件を指定していますので、各自で確認してください。
<TOEFLスコアの内訳>
総合スコア 120点 |
|||
読む Reading‐30点 |
聞く Listening‐30点 |
話す Speaking‐30点 |
書く Writing‐30点 |
公正な採点方法
TOEFLでは、より正確に個々人の英語スキルを判定するために、
採点官による採点と
コンピュータによる自動採点
を両方組み合わせています。
これにより、
自動採点だけでは見落としてしまう言語を扱う個人のアイディアや理解に至る道筋を、人の目で評価する
ことができるのです。
これらの採点方法がTOEFLスコアに対する信頼を支えています。
ハイスコアの基準
TOEFLスコアは4技能合計120点満点のうち、各技能22点~26点以上をハイスコアとしています。
※各技能を共通の指標で評価することはできないため、一概にハイスコアを優良とする技能が厳しいということはありません。
このように、TOEFLテストは様々な工夫によって中級~上級者の英語能力を正確に判定することができるグローバルな英語資格として広く認められています。
また、近年では、IELTS受検者の増加が見られることから、
スコアの提出先によってはIELTSが適している
場合がありますので、各自チェックして受験することをお勧めしています。