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フィリピンを学ぶ ‐環境と生態系保護 ジンベエザメ-【フィリピン留学】

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フィリピンを楽しむアクティビティの1つとして人気があるのが、世界最大の大きさを誇るサメの一種であるジンベエザメに出会えるツアーです。そこで今回は、アクティビティの楽しみ方と環境と生態系保護が問題になっているフィリピンのジンベエザメについて考えていきましょう。

 

CONTENTS

 

 

ジンベエザメとは

 

ジンベエザメとは、サメの一種で魚類の中では世界最大の体が特徴です。大きなものでは体調が13m体重は7~10tにもかる巨大なサメです。比較的小さい個体でも体長が3m以上あることも珍しくありません。サメといってもプランクトンなどを食べて生きる穏やかな種で、ゆったりとした動きで回遊しています。ダイバーたちにも大変人気があり、セブでは潮流によって自然に遭遇することもあります。また、ジンベエザメが10数頭の群れで多くみられるセブの町オスロブでは、誰でも気軽に楽しめるウォッチングツアーが企画されています。また、ルソン島のドンソルでは、50頭以上の大きな群れが見られます。

 

 

オスロ

 

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

ジンベエザメが多くみられるエリアとして知られているのが、オスロブです。セブ島の南端東側にある町で、ウォッチングツアーを企画して多くの観光客を集めています。ダイビングをしなくてもジンベエザメと一緒に遊泳できるシュノーケリングのツアーも人気です。その一方で、後述する環境と生態系保護が問題になっています。

 

ウォッチングツアー

 

ジンベエザメの生息エリアがあるセブの町オスロブでは、ウォッチングツアーが企画されています。参加する際は、セブ・シティ、マクタン島などセブのホテルや、ダイビングショップが企画するツアーに申し込みます。オスロブではダイビングだけでなく、シュノーケリングをしてジンベエザメのすぐそばを泳ぐことができます。ゆったりとした泳ぎと穏やかな性格が特徴のジンベエザメは、人間に危害を加える心配がありません。ただし、野生の海洋生物なので、体に触れないように気を付けましょう。

 

<ドンソル>

 

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

ルソン島のドンソルは、ダイビング禁止エリアですがボートからのウォッチングツアーとシュノーケリングが企画されています。こちらでは50頭もの群れを見ることができます。

 

環境と生態系保護

 

オスロブでは、岸に近いエリアにみられるジンベエザメに餌付けをしたことで10数頭の群れが訪れるようになりました。環境と生態系保護の観点から、餌付けを禁止した時期もありましたが、現在はフィリピン政府のサポートの元、ジンベエザメの保護と観光資源とのバランスをとりながら大切に運営されています。

 

まとめ

 

このように、フィリピンでは世界最大の魚類であるジンベエザメをダイビング、シュノーケリング、ウォッチングツアーなどで楽しむことができます。野生の海洋生物なので1人1人の心がけが大切です。同じ命を持つものとして、出会い、共生する社会について考えられる機会にしてください。

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS