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留学経験を強みとして活かすには【ビジネスコラム】

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日本は、世界でも珍しい1つの民族が構成する単一民族国家です。この中で生まれ育ち、学び、就職した人は、特異な環境にいることに気付くことはできません。一方、グローバル社会は、様々な人種、国籍、性別、宗教、思想、習慣、価値観を持つ人たちが共生するボーダーレスな新しい社会です。しかし、単一民族で画一的な価値観で暮らしてきた私たちにとって、グローバル社会を生き抜くために必要な感覚を理解することはできません。そこで今回は、留学経験をグローバル社会でどのように活かすことができるかについて考えていきましょう。

 

CONTENTS

 

 

海外に出て最初に感じることが最初の一歩になる

 

日本人が海外に出て最初に感じることは、国内は同調圧力が非常に強いという事実です。皆が同じでなければならない、という暗黙のルールに代表されるものですが、それが価値観の画一性を強めています。一方、海外では個人が独立して物を考え、実行することをよしとしています。そのため、同調圧力があまり働きません。周りのプレッシャーがないことにより、個人としての自分が引き立つのです。そこで日本からの留学生は自らの輪郭を意識し、自分自身の頭で考え発言することの必要性を学びます。これがグローバル社会を生きるために必要な第一歩になるのです。

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

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グローバル社会へコミットする

 

上記のことからもわかるように、排他的な空気の強い日本社会では未だ外国人に対してオープンになったと感じられるシーンが少ないのが現状です。それは古くから日本が地理的な理由により外国との接触が少なかったこと(さらに鎖国していた)が、画一的な価値観を形成し、同調圧力を高めることになったからです。とても長い時間かけて培ってきたものなので、近代化が進んで100年余りの時間では抜本的に改善するための時間も経験のある人材も足りないのです。

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そこで求められるのが留学経験を持つ人材なのです。まず、留学経験の有無にかかわらず英語が話せる人がいるだけで職場の雰囲気は変わります。仕事に取り組む際の言動が積極的になる、語学に対する興味を持つなどの意識の変化が見られるのです。さらに、留学経験者は英語話者以上の存在として、一般のビジネスパーソンにグローバル社会を意識させることができるのです。

 

まとめ

 

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海外に出て初めに感じる1つのことが、グローバル社会へコミットメントする力となり、新たな世界への一歩になるのです。留学経験は語学だけでなく、人材としての基礎力を育みます。広い視野を持ち、自らの頭で考え行動する力は、国内で習得することは難しくても、海外では必要に迫られる中で自然と身に付くスキルです。また、ビジネスパーソンとして見逃せないのは、管理職が多くの新入社員に対してポテンシャルを感じられないポイントとしてあげるものです。それは、「言われたことしかできない」異国の地に単身渡って学ぶ一定の期間は、他の記事でもご紹介しているように自分次第でどのように楽しむことも、学ぶこともできるのです。海外に出て、個人としての輪郭を確認したら、迷わず海外で過ごす日々を満喫しましょう。その日々はあなたを生涯支えてくれる大切な経験となるのです。

 

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