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フィリピンで学ぶ英語と社会の過去と現在【フィリピン留学】

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フィリピンは、同じアジアでありながら英語留学ができることで人気を集めています。しかし、フィリピンで学ぶことは英語だけではありません。海外留学はグローバル人材としての海外経験を積む場でもあるのです。そこで今回はフィリピンで学ぶ社会の過去と現在についてご紹介します。

 

CONTENTS

 

 

複数の言語を使う

 

フィリピンでは、フィリピノ語と英語が公用語として使われていますが、日常生活の中でフィリピンの人たちが使うのはこの2つの言語だけではありません。日本とは違い、フィリピンには100以上者民族グループがあり、80もの言語が使われているのです。話す相手によってフィリピノ語、英語、その他の言語を使い分ける独特の言語の文化を持っています。

 

植民地としての歴史

 

フィリピンはアジアで唯一のキリスト教です。15世紀にはイスラム教が伝わり、イスラム王国となっていましたが、16世紀にとスペイン軍に占領されてしまいます。この時に、スペイン軍の政策でキリスト教への改宗がなされました。以来、約300年の統治によってヨーロッパの様々な影響を残しています。その後、アメリカ→日本→アメリと主権が移ったので、フィリピンはアジアでありながら北米英語に多大な影響を受けた英語が使われているのてす

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

 

コロニアル文化・様式

 

フィリピンはヨーロッパ(スペイン)の影響が今に色濃く残る国です。その1つには、植民地様式ともいわれるコロニアル文化・様式があります。コロニアル文化・様式とは植民地に見られる特異なもので、フィリピンの場合はスペインの強い影響と中国、マレー系の文化が独自のバランスでミックスされています。マニラのイントラムロスではまさにそのコロニアル文化・様式を観ることができます。

 

貧富の差

 

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

フィリピンを知るにあたって忘れてはならないのは、経済格差による貧しい暮らしをする人たちの存在です。語学学校の英語講師は大卒以上の高度な教育を受けた恵まれた人たちです。その一方で、マニラ郊外には非常に貧しい地域があり、内戦や自然災害で住居を失った人、また、都市部の雇用機会に恵まれなかった人たちなど、様々な事情を変えた貧しい人たちが暮らしているのです。そこには、私たち日本人が先進国として富を得るために利用した事実も関係しています。フィリピンはと近代化を遂げ、都市だけでなく郊外の文化や自然が豊かな魅力あふれる国ですが、その一方で様々な犠牲があることを忘れてはなりません。

 

まとめ

 

このようにフィリピン留学では、英語を学ぶだけでなく日本の暮らしでは見えないものをたくさん見ることができます。多くの民族グループが暮らし、日常で使われる言語が複数あること、植民地としての歴史、文化、そして、貧富の差など多岐に渡ります。これらに目を向け、視野を広く持つことで世界基準のグローバル人材としての素養を身に付けてください。

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS