フィリピンの船旅コカリオン・シッピング・ラインズについて【フィリピン】
フィリピンの船旅では、中型フェリーの高速船が海上を多数行き来しています。
今回はコカリオン・シッピング・ラインズについてご紹介します。
CONTENTS
コカリオン・シッピング・ラインズ
コカリオン・シッピング・ラインズ(以下コカリオン)は、1989年に創業したフェリー会社で、セブシティを中心に12の都市をフェリーでつないでいます。
セブシティをはじめとしたビサヤ諸島では、
サマール島のカルバヨグ
マスバテ島のマスバテとジャンガン
レイテ島のマアシンとパロンポン
の間を行き来しています。
また、ミンダナオ島では、
カガヤン・デ・オロ
ダピタン
イリガン
ナシピット
オザミススリガオ
と多くの地をつなぐ交通手段となっているのです。
<行き先>
エリア |
島名 |
地名 |
セブシティ |
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カルバヨグ |
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イロイロ |
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マスバテ島 |
マスバテ |
|
レイテ島 |
マアシン |
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パロンポン |
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‐ |
カガヤン・デ・オロ |
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ダピタン |
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イリガン |
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ナシピット |
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オザミス |
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スリガオ |
パナイ島の中心地イロイロ①概要、アクセス(国内線飛行機、フェリー)
パナイ島の中心地イロイロ②観光、ショッピング、グルメ、フェスティバル
6ランク9クラスに分かれた料金
コカリオンのフェリーは、ランクは通常と同じように6つに分かれていますが、その中でもさらに部屋の規模によってランクが細かく設定されています。
まず、大部屋では
エコノミー
ラウンジ
ツーリスト
ビジネス
の順にクラスが上がっていきます。
次に、個室の利用はキャビンからとなっており、最上級はスイートです。
キャビンは3クラスに分かれ、
6人部屋
4人部屋
2人部屋
と順にプライバシーが守られるようになっています。
スイートは2人部屋と3人部屋があり上質な船旅を提供しています。
コカリオンでは、基本的な料金は1人ずつ設定されていますが、
キャビンの最もランクの高い2人部屋からスイートについては、
人数に関わらず1部屋分を支払う料金設定です。
下記表では、クラスごとの料金を比較しやすいように1人当たりに換算して表示しましたが、
1部屋ごとの料金表示のものについては価格の参考までにご利用ください。
<セブシティ‐カガヤン・デ・オロ間の乗船料の例>
クラス |
1人あたりの料金 |
1部屋の料金 |
エコノミー |
1,020ペソ(2,187円) |
‐ |
ラウンジ |
1,090ペソ(2,337円) |
‐ |
ツーリスト |
1,125ペソ(2,412円) |
‐ |
ビジネス |
1,230ペソ(2,637円) |
‐ |
キャビン(6人部屋) |
1,615ペソ(3,462円) |
‐ |
キャビン(4人部屋) |
1,720ペソ(3,687円) |
‐ |
キャビン(2人部屋) |
- (3,913円) |
3,650(7,825円) |
スイート(2人部屋) |
- (4,191円) |
3,910(8,382円) |
スイート(3人部屋) |
- (4,405円) |
6,165(13,216円) |
※セブシティからカガヤン・デ・オロまでは9時間半で航行する予定です。
基本情報
名称 |
コカリオン・シッピング・ラインズ |
TEL |
+63 32 232 7211 |
Eメール |
info@cokaliongshipping.com |
Webサイト |
まとめ
このように、コカリオン・シッピング・ラインズでは、
細かな配慮をしながら高速の海上移動をより快適に過ごせるように工夫がされています。
フィリピンではフェリーの利用は人々の大切な交通手段です。
のんびりとした旅行や留学などの長期滞在の際には利用してみるのもフィリピンならではの楽しみ方です。