パナイ島イロイロからボートで15分世界で最も甘いマンゴーが有名なギマラス島について【フィリピン】
パナイ島イロイロの対岸には、世界で最も甘いマンゴーが採れることで有名なギマラス島があります。そこで今回はパナイ島からボートで15分のところにあるギマラス島についてご紹介します。
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ギマラス島について
ギマラス島はパナイ島イロイロの南東部の対岸にある小さな島です。イロイロからはボートで15分で行くことができます。本島と複数の小さな島々からなるギマラス州を構成しており、近隣の海は海洋研究活動に利用されています。海水の透明度が高いギマラス島の海は、美しさと生物の豊かさが注目されています。観光客は、マリンスポーツやビーチでのアクティビティを楽しむだけでなく、マンゴー農園、修道院、歴史ある灯台などを巡るコースも人気です。また、ギマラス島の名前の由来は、入植者たちのゆかりの地であるポルトガルの地名ギマラスと言われています。
ギマラス島のビーチ
ギマラス島のビーチはリゾート開発されていないため、自然のままの美しさが魅力です。ホワイトサンドと青い海のコントラストの美しさは息を飲むほどです。ビーチでは、マリンスポーツなのどのアクティビティ、シュノーケリング、また、ダイビングを楽しむこともできます。また、ギマラス州は多くの小さな島々からなるため、アイランドホッピングに最適なエリアです。
世界で最も甘いスイートマンゴー
ギマラス島は、世界で最も甘くて美味しいといわれるスイートマンゴーの名産地です。島を訪れる人の多くは、この甘い果物を食べることを旅の目的にしています。ギマラス島のフレッシュなマンゴーの美味しさは、他では味わえないものです。旬は4月で、この時期にはマンゴーのフェスティバルも開催されています。また、マンゴーをふんだんに使ったスイーツも人気です。マンゴーシェイク、アイスクリーム、フロートだけでなく、マンゴーを使った甘いピザもあります。
オロ・ベルデ マンゴープランテーション
(Oro Verde Mango Plantation)
住所 : Buenavista, Guimaras
トラピスト修道院
スイートマンゴーを味わった後には、ホルダンにあるトラピスト修道院に行くことをお勧めします。静かで厳かな空間は、旅で疲れた心身を癒してくれるでしょう。修道院にはギマラス島唯一のお土産店が併設されています。こちらで売られているコーヒーは、敷地内の農園で収穫したものです。また、マンゴーを使ったジャムやワインなどのギマラス島の特産品と同様に、カラマンシーという香り豊かな柑橘類の加工品もフィリピンでとても人気があり、お土産として喜ばれる品です。
(Trappist monastery)
住所 : Jordan, Guimaras
フィリピンで2番目に古い灯台
ギマラス島の南部のヌエババレンシアには、フィリピンで2番目に古い灯台があります。周辺は、スペイン統治時代の要塞の役割を果たしていた石造の建造物が残っており、歴史を感じられるスポットです。灯台の中には入ることができます。
フィリピンで2番目に古い灯台
(Gusi Light House)
住所 : Nueva Valencia, Guimaras
農場体験アグリツーリズム
農場体験アグリツーリズムとは、農場や庭園で野菜やその他の農産物の収穫を体験できるアクティビティです。ギマラス島では、4つのプランテーションで開催されています。カシューナッツ、マンゴーなどの木の下でギマラス島の名産品スイートマンゴーのドリンクを飲みながらゆったりとした時間の流れを感じることができます。
サンロレンゾの風車(風力発電)
ギマラス島の中心部の西岸のサンロレンゾにある風車は撮影スポットとして注目されています。周辺には日差しを遮るものがなく強い陽射しが照りつけるので、訪れる時間は早朝、もしくは夕方になる前の午後の遅い時間がお勧めです。
ギマラス島の公式サイト : https://guimaras.gov.ph/
まとめ
このようにイロイロの対岸にあるギマラス島では、海の美しさだけでなく、過去の建造物から現在の信仰や人気のフルーツに至るまで、様々な楽しみ方ができます。都会にはないゆったりとした時間の流れと、美しい澄んだ海が特別なひと時を体験させてくれます。