ボホール島について -チョコレート・ヒルズ-【フィリピン留学】
フィリピンで10番目に大きい島であるボホール島は、セブからフェリーで2時間の近距離にあり、セブからの日帰り旅行としても人気の島です。今回は、独特の地形が楽しめるボホール島の絶景チョコレート・ヒルズについてご紹介します。
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チョコレート・ヒルズ
チョコレート・ヒルズとは、1200個にもなる円錐形の小さい丘がみられるとても幻想的なエリアです。丘の高さは30~40mあり、4~6月の乾季には表面を被う緑がチョコレート色に変化することからこの名がつけられました。チョコレート・ヒルズは、ボホール島のほぼ中央に位置し、地平線までずっと続く不思議な風景が、夢の中にいるような気持ちにさせてくれます。
アクティビティと展望台
チョコレート・ヒルズの人気のアクティビティは、地上150mの高さをバイクでこいで楽しむバイク・ジップというものです。空中をバイクでこぐようなエキサイティングな体験ができるアクティビティは、チョコレート・ヒルズ・アドベンチャー・パークで楽しめます。
また、アクティビティが苦手な人は、展望台からのゆったりとした鑑賞がおススメです。チョコレート・ヒルズ展望台は高台から、その独特の景観を堪能できます。
<施設利用料:参考>
チョコレート・ヒルズ・ アドベンチャー・パーク |
60ペソ |
バイク・ジップ |
450ペソ |
チョコレート・ヒルズ展望台 |
50ペソ |
サンゴ礁からできた丘
チョコレート・ヒルズの成り立ちは、多くは謎に包まれています。解明されているポイントは、サンゴ礁からできた石灰岩であることです。丘から貝殻が多く出土しており、かつては海の底であったことが伺えます。一説によると、マグマの動きにより海底が隆起したために1200もの小丘ができたではないかと言われています。チョコレート・ヒルズの幻想的な風景は、自然の不思議な力によってつくられたものなのです。
2つの伝説
チョコレート・ヒルズの成り立ちには2つの伝説があります。1つは大昔、巨人が石を投げ合ってできたというユニークなものです。もう1つは、恋人を失った青年が、悲しみに暮れて流した涙が丘になったという悲恋の物語です。伝説を思い浮かべながら見ると、また違って見える不思議な風景が世界中の人々に愛される所以です。
まとめ
このようにフィリピンにはロマン溢れる自然が、この他にもたくさんあります。チョコレート・ヒルズはその中でも独特の風景が、見る人の心を楽しませてくれているのです。4~6月の乾季のベストシーズンだけでなく、緑が美しい季節もお勧めです。日本では観ることのできない幻想的な自然の景色を楽しめることも、フィリピン留学が人気を集めているポイントなのです。