フィリピンの聖地サントニーニョ教会の隣にあるマゼランクロスについて セブ島セブシティ‐アクセス・見どころ‐【フィリピン留学・観光】
そのすぐ隣にあるマゼランクロス
の2つの重要な歴史的スポットがあります。
そこで今回は、このマゼランクロスについてご紹介します。
フィリピン最古の教会サントニーニョ教会について‐アクセス、歴史、由来‐ セブ島【フィリピン留学・観光】 - 働く大人の読むブログ
CONTENTS
マゼランクロスについて
マゼランクロスとは、16世紀にフィリピンを制圧したスペイン(ポルトガル)のマゼランが1521年に建てた十字架です。
フィリピンのキリスト教の聖地であるサントニーニョ教会のすぐ目の前に建てられた歴史的に重要な十字架ですが、現在は小さな8角形のキオスクと呼ばれる建物の中に安置されています。
フィリピンで最初にキリスト教徒となったセブの
フマボン王、
ファナ王女、
そして400人の臣下
が洗礼を受けた場所としても知られています。
セブ観光ではサントニーニョ教会とあわせて必ず立ち寄りたいスポットです。
マゼランクロスへのアクセス
マゼランクロスはセブシティの中心地オスメニャサークルからは2kmタクシーで10分、サントニーニョ教会のすぐ目の前にあります。
サントニーニョ教会を訪れた時に少し立ち寄るだけで、歴史的に重要なスポットを体感することができます。
タクシーで行先を伝える時は「マゼランクロス」と言います。
マゼランクロスの基本情報
名称 |
マゼランクロス |
正式名称 |
Magellan's Cross |
住所 |
Magallanes Street, Cebu City |
入館料 |
無料 |
マゼランクロスの歴史
歴史の教科書で習った人物マゼランにちなんだ場所です。
大航海時代にスペイン艦隊を率いて世界一周を成し遂げたマゼランが、フィリピンにたどり着いた1521年3月15日に建てた木製の十字架がマゼランクロスです。
その後、セブ島のフマボン王、ファナ王女、臣下400人がフィリピンで初めてキリスト教の洗礼を受けた地としても知られています。
現在見られるマゼランクロスはレプリカですが、本物のマゼランクロスはこの八角堂の中に納められています。
※マゼランクロスには諸説あり、マゼランの死後消失して、建て直したとも言われています。
マゼランクロスは万病に効く薬?
マゼランクロスは、万病に効く薬として信じられる程、フィリピンの人々にとっては神秘的な存在でした。
そのため、十字架の一部を削り取り、持ち帰る人が後を絶たなかったと言われています。
現在はレプリカを展示し、本物のマゼランクロスをこの場所に納めて保護しています。
1984年に現在の八角堂が建てられたのは、保護を目的としています。
八角堂の美しさ
こじんまりとしたキオスクと呼ばれる八角堂ですが、とても美しい建物です。
また、天井にはキリスト教の世界が描かれており、新しい建物でありながら、神聖な場所であることが伺えます。
マゼランが建てた十字架を未来に残したいと願うフィリピンの人々の想いがつまった八角堂の美しさもセブ観光の見どころです。
まとめ
このようにマゼランクロスは、サントニーニョ教会とあわせてみることができるフィリピンの歴史的に重要なスポットです。
万病に効く薬として信じられた程、フィリピンの人々の心を支えてきた十字架のある場所として、訪れるだけでとても神聖な気持ちになります。
セブでは必ず訪れたいスポットとして、サントニーニョ教会とマゼランクロスをチェックしてみてください。
フィリピン最古の教会サントニーニョ教会について‐アクセス、歴史、由来‐ セブ島【フィリピン留学・観光】 - 働く大人の読むブログ