フィリピン最古の大学 サンカルロス大学博物館について -セブ観光‐【フィリピン留学・観光】
フィリピン最古の大学サンカルロス大学には、付属の博物館があります。
歴史ある大学を散策しながら、フィリピンの文化・自然にまつわる歴史的資料が観られます。
そこで今回は、サンカルロス大学博物館についてご紹介します。
CONTENTS
サンカルロス大学博物館について
サンカルロス大学博物館は、フィリピン最古の大学サンカルロス大学内にある博物館です。
博物館の歴史は50年以上に渡り、1967年の開館から現在まで多くの人が訪れています。
無料展示室と、有料展示室に分かれていますが、入館料が100円に満たない30ペソととても廉価です。
歴史ある大学で文化・自然の資料に触れられるとてもいい機会です。
また、訪れる際は、大学のセキュリティチェックがあるため、必ずパスポートを携帯してください。
サンカルロス大学博物館へのアクセス
セブシティの中心部オスメニャサークルからは1.5km、タクシーで5分程度の距離にあります。
タクシーでは、「サンカルロス大学博物館」「サンカルロス大学メインキャンパス」と伝えます。
サブ観光の要、
サントニーニョ教会とマゼランクロスからは850m、
セブ博物館からは1.5kmととても近いエリアにあります。
サンカルロス大学のキャンパスは複数ありますが、博物館はダウンタウンにあるメインキャンパスです。
新古典主義建築の「ディンマンビル」と呼ばれる4階建てのビルが目印となっているメインキャンパスとなっています。
※大学ではパスポートのIDを求められます。忘れずに携帯してください。
サンカルロス大学博物館の基本情報
名称 |
サンカルロス大学博物館 |
正式名称 |
University of San Carlos Museum |
住所 |
Pelaez St, Cebu City, 6000 Cebu, |
URL |
usc.edu.ph |
TEL |
(032) 253-1000 |
入館料 |
30ペソ/一部無料展示あり |
休館日 |
日曜日、土曜午後、休講日 |
※館内は撮影禁止です。
サンカルロス大学
サンカルロス大学は、スペイン統治時代にできたフィリピン最古の大学で、数百年の歴史を誇ります。
また、フィリピンでもトップクラスの大学で、アジアでも高く評価されています。
博物館は1908年に設立されましたが、現在のものは1967年に再建されたものとなっています。
展示内容
展示内容は、
①生物の多様性と
②ビサヤ地方(フィリピン中部)の考古学
とに分かれています。
①生物の多様性では、
フィリピンに生息する美しい蝶の標本、
鳥のはく製などがあり、
豊かな自然と生物の多様性について学ぶことができます。
②ビサヤ地方の考古学では、この地方の
出土品、
狩猟道具、
民族楽器、
古い通貨
などが展示されています。
フィリピンの大学内を歩く
博物館は大学内にあります。正門から入り、係りの人に博物館に来た旨を、「Museum」と英語で伝えます。
来館者用のノートに記入するよう求められますので、必要事項を記入して、博物館に向かいます。
少し緊張する場面かも知れませんが、博物館は一般公開していますので特に心配することはありません。
まとめ
このように、フィリピンでは最古の大学に歴史ある博物館があり、観光客まで一般開放しています。
大きな施設ではありませんが、大学の確かな資料を展示していますので、
文化・
自然・
歴史
に興味がある方にとってはとても充実した時間となります。
海外で大学の施設に入ることも珍しい体験なので、一度は足を運んでみたい施設です。