TOEIC受験者インタビュー【TOEIC】

本日は、TOEIC640点から、840点の200点の大幅スコアアップをはかり、海外出張で英語力を発揮して活躍された国内大手メーカーに勤務するAさんにお話しをお伺いしました。

CONTENTS

■640点では英語力不足を実感する職場環境

―まず、簡単な経歴からお話し下さい。

A: 私は国立大学の大学院を卒業し、国内メーカーに勤務して8年になります。

入社時のTOEICスコアは640点で、並み（以上）*の英語力はありましたが、配属された九州では特に工場内で日常的に英語を使用する環境でした。

そこでは、英語力が低いと感じることが多く、また、上司が800点のハイスコア者で英語が堪能だったこともあり、英語力を強化する必要を感じて独学で臨みました。

*TOEIC受験者全体の平均点は580点、新入社員の平均点は500点程度です。

■スコア800点をプレッシャーではなく目標にする

―もともと海外部門の660点に近い640点をお持ちですが、それでも英語力が不足していると感じる環境というのは、大手ならではですね。

上司が800点というのも、プレッシャーに感じてしまいそうですが、その辺はいかがでしょうか？

Aさん: 660点で海外部門というのは目安であって、実際には720点以上と言われていますが、そちらがリアルな数字だと思います。

日常的に英語を話すためには、はやりハイスコアであるほどいいのは当然のことです。

私程度のスコアでは足りないのは仕方がないと考えて、努力する方が合理的だと思います。

プレッシャーに感じるかどうかは捉え方次第ですが、私は、上司を見て「800点あればあれだけ話せる」ことがわかったという風に考えました。

―なるほど、プレッシャーと捉えるのではなく、800点の実力を理解したと考えて、努力したということですね。

確かに、合理的で前向きな考え方ですね、素晴らしいです。

■独学で毎日30分×1年間

―学習は独学でどのようにされたんですか？

Aさん:私はあまり長時間の勉強はしたくなかったので、テキストを購入して毎日30分だけ1年間頑張りました。

ダイアローグを暗記するまではしなくていいですが、読み込み、書き写しをします。

30分間集中して取り組めば、毎日の負担は大したことはありません。

―30分×1年間で175時間ですね！

Aさん: はい。大体スコアアップの目安は100時間100点ですが、しっかりと勉強すれば独学でもその程度は上達します。

―最後に、これからTOEICにチャレンジする方、現在チャレンジ中の方などにアドバイスをお願いします。

Aさん:TOEICのスコアは勉強した分、確実にアップします。

語学は特に難しい理論はないので、いかに集中して学習するか、継続するかだと思います。

単語の語彙を増やすことが英語の理解に一番早いので、単語をしっかりと覚えて、語彙の豊富な英語が話せるように頑張ってください。