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日本人が英語を習得するために必要なこと‐語学留学は3ヶ月~がキーになる‐【語学留学】

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日本人の英語力は、首都圏だけをとらえた場合、アジアでトップクラスに入ります。しかし、全国単位でみると低いランクを示します。中学・高校・大学と、6年~10年間の英語学習をしているにも関わらずなぜ日本人は英語力が低いのかについて考えていきましょう。

 

CONTENTS

 

 

日本語を理解する脳では英語を習得できない

 

日本人は英語を習得するのが困難だと言われています。その理由は、文法が違うことなど様々な理由がありますが、日本語と英語は根本的に違う言語であるため、日本語を理解するときに使う脳と、英語を理解するときに使う脳の違いがあると考えられています。英語を理解するための脳にアクセスすることが英語を習得するために必要なことなのです。

 

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日本語をベースに英語を使う

 

日本語と英語は根本的に違う言語であるため、英語を理解するための脳にアクセスすることが、英語を習得する近道です。しかし、日本語を理解する感覚で英語を扱う人も多く存在します。それは、読み書き(ReadingとWriting)などのツールとしてのみ使用する場合です。英文を読むときには一度日本語に訳してから、英語を理解して読み、英文を書く時には日本語から英語に置き換えて書くスタイルをとります。あくまで言語理解のベースにあるのが日本語なので、この方法で英語を使う人は話す「Speaking」と聞く「Listening」を苦手とします。学者、研究者、書類上の英語事務などはこれでいいのですが、英語を読み書きのツールとしてしか利用することができません。

 

英語を理解するための脳にアクセスする方法

 

英語を英語のまま聞き「Listening」、読み「Reading」、書き「Writing」、話す「Speaking」ためには、上記のように日本語に翻訳する作業をしていては不可能です。そこで、英語を英語のまま理解する脳にアクセスする必要があります。その方法として挙げられるのが、英語だけを使用する環境に身を置くことです。そのために語学留学がさかんに行なわれ、多くの人が渡航しています。一般的に英語を理解するための脳にアクセスするには、3ヶ月間英語のみの環境で暮らすことだと言われています。3ヶ月を過ぎた頃に急に世界が変わったように英語が理解できるようになるのです。

 

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語学留学の強み

 

語学留学の強みは、このように英語を英語のまま理解できる体勢が身に付くことにあります。しかも3ヶ月という短期間で、劇的な感覚の変化がやってくるのです。もちろん、英語を理解するためには様々な段階があります。そのため、3ヶ月で習得できるかと言えば、そうではなく、基本的な体勢が整うのがこの期間なのです。まず、英語を理解するためのはじめの大きなポイントをクリアするのが3ヶ月なのです。 

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まとめ

 

このように、英語力を効果的にあげるための期間は最低3ヶ月必要です。もちろん、環境や状況によって3ヶ月以上の長期留学が難しい人も多くいます。そういった場合は、国内での学習がメインでアウトプットとしての1~2週間の語学留学が適していますし、学習方法を聞く「Listening」にウエイトを置いて感覚を身に付けていくなどの工夫で効果をあげられます。ここでお話ししたのは、語学留学を考えている方が期間や費用と効果を考える時に必要な基準です。英語学習において一番大切なことは無理せず自分のペースで学ぶことです。その中で、より効果的に、より実践的に、より本格的に学ぶ語学留学では、3ヶ月以上の期間を設定することで留学経験が具体的に英語力が向上するのです。

 

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