世界遺産コルディレラの棚田群(バナウェ)への行き方、バナウェの歴史、地形、バタッドの棚田とタッピアの滝 ツアーガイド料金 【フィリピン留学・観光】
世界遺産コルディレラの棚田群は、
・本格的なトレッキング
・展望デッキから見学
主にこの2種類のスタイルが人気を集めています。
コルディレラの棚田群の観光の起点になる街は、
バナウェシティ(イフガオ州)
です。そこで今回は、バナウェへの行き方、歴史、地形、観光についてご紹介します。
コルディレラの棚田群の基本的な情報について詳しくはこちら
CONTENTS
コルディレラの棚田群(バナウェ)への行き方
コルディレラの棚田群は、コルディレラ山脈の山肌に沿って続く棚田の総称で、その総延長2万km(地球半周)にもなります。
観光の起点となるのはバナウェシティで、ここから世界遺産に認定されている棚田を目指します。
有名なバナウェの棚田は世界遺産から外れていますが、バナウェの棚田も大規模で美しいので観光する人も多くいます。
ただし、同じバナウェシティ内の棚田でも、バナウェの棚田ではなく、
・バタッドの棚田
・バンガアンの棚田
は、世界遺産として認定されています。
世界遺産に認定されている棚田について詳しくはこちら
マニラからは、陸路で行くことができます。
バスやタクシー(運転手つきレンタカー)などを利用して6~9時間となっています。
フィリピンのタクシー(運転手つきレンタカー)について詳しくはこちら
バナウェの歴史
バナウェは、スペイン統治時代からある300年以上も歴史ある街ですが、市として確立したのはアメリカ統治時代の1901年と言われています。
バナウェの名前は、
希少な鳥「Bannawor(バンナワー)」に由来します。
バンナワーが長い年月をかけてアクセントが変わり
「BANAUE(バナウェ)」になったのです。
バナウェの地形
バナウェの地形は、
川、滝、山岳地帯と丘陵地帯
からなるフィリピンの奥地です。
この複雑な地形の土地で暮らしていく中で、山肌に棚田をつくり、生活を豊かにしてきたのがコルディレラの人々の知恵なのです。
棚田は最大の高低差は1000~1500mにもなり、圧倒的に美しい景色が広がっています。
また、バナウェの滝で有名なのは、
タッピヤの滝
です。バナウェシティ内のバタッドの棚田のトレッキングで行くことができるお勧めの観光スポットです。
※バタットの棚田とタッピヤ滝のトレッキングのツアーガイド料は約1200ペソとなっています。
※バナウェでは本格的なトレッキングには必ず現地のツアーガイドを雇うことを忘れないでください。
バナウェの公式サイトのアドレスは以下
まとめ
このようにバナウェは、古くから人々が暮らし、さらに歴史を刻んできたコルディレラの棚田群の観光の入口となっているのです。
マニラから遠いこともあり、とても貴重な経験になりますが、ハイキング・トレッキングから観光のスタイルも選べるので、フィリピンの奥地ですが、誰でも楽しめるように工夫されています。
2000年~1000年もの間、人々が暮らし、生活と共に大切に築き上げてきたコルディレラの棚田群は、独特の生態系をつくり、今も生きた棚田としてフィリピンだけでなく、世界の人々から愛されているのです。