世界遺産ミアガオ教会 パナイ島イロイロ【フィリピン留学・観光】
パナイ島イロイロ州には、中心部のイロイロシティから約40kmのミアガオに世界遺産ミアガオ教会があります。
200年以上も前に建てられた世界遺産バロック様式教会群の1つです。
要塞としての役割を果たしていたともいわれるミアガオ教会は、
重厚なたたずまいが印象的です。
そこで今回はミアガオ教会についてご紹介します。
CONTENTS
ミアガオ教会とは
ミアガオ教会とは、1797年に建てられたフィリピンで最も古い教会の1つとして、
世界遺産のバロック様式教会群に登録されています（1993年）。
ミアガオ教会は要塞としての役割をしていたと言われているように、
重厚感のある造りとなっています。
また、左右が非対称の独特の景観をしているのが特徴です。
現在も礼拝の場として使用されており、日曜日などのミサの時間には教会から溢れるほど多くの信者が訪れます。
ミアガオ教会へのアクセス
ミアガオ教会は、イロイロの州都イロイロシティの西部、約40kmの場所にあります。
フィリピン国内の移動は安全面からタクシーをお勧めしていますが、バスで行くこともできます。
イロイロシティからは
海沿いの高速道路を行く、約1時間の道のりとなっています。
ミアガオ教会は、この高速道路沿いに圧倒的な存在感を示している教会です。
ミアガオ教会の基本情報
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名称 |
ミアガオ教会 |
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正式名称 |
Church of Santo Tomas de Villanueva |
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住所 |
Zulueta Ave, Miagao, 5023 Iloilo, |
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URL |
ミアガオ教会の都市伝説
ミアガオ協会はその重厚な造りがとても魅力的なバロック様式の教会です。
重厚さからヨーロッパ式の要塞だったと言われてきましたが、
これは都市伝説であると言われています。
フィリピンでは、地震などの災害が多く、教会が倒壊するような惨事が度々起こります。
そのため、ミアガオ教会は、防災を目的として造られたために重厚なデザインになっているのです。
要塞と間違われた耐震構造
ミアガオ教会が要塞の役割を果たしていたと間違われたのは、バットレスと呼ばれる控え壁の存在です。
バットレスとは、主壁に対して垂直に飛び出す壁のことで、外側から主壁を支えて耐震性を上げるためのヨーロッパ式の建築様式です。
耐震などの防災を目的とした機能でしたが、重厚な見た目が要塞だったという都市伝説として発展したと考えられています。
ミアガオでは、都市伝説もまた1つの楽しみ方として、史実とともに紹介しています。
装飾の美しさ
ミアガオ教会は、装飾の美しさでも群を抜いています。
装飾は、
外壁と
内部の祭壇
が特に印象的です。
外壁は、宗教的なレリーフが掘られており、大きさや美しさは見る者を圧倒します。
また、内部の祭壇は黄金色で飾られており、中央には十字架に張り付けられたキリスト像があります。
世界遺産ならではの格式の高い装飾は、フィリピンでも珍しいものとなのです。
まとめ
このようにミアガオ教会は、重厚な外観が多くの人々の心を掴み、観光客が絶えず訪れている魅力のある教会です。
都市伝説と史実が混ざり合うこともまた、1つの事実として教会の魅力をより深めています。
地震をはじめとした災害が多いフィリピンでは、200年以上もの歴史ある建物はとても貴重なものとして世界遺産に登録されています。
ルソン島（マニラ、パオアイ）、
に点在する教会群の1つとして訪れてみてはいかがでしょうか。
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