セブ バンタヤン島の聖ピーター&ポール教会について【フィリピン留学・観光】
セブ島の北西にある小さな島バンタヤン島には、フィリピンで初めてキリスト教の教区教会が置かれた歴史ある島です。
教会の名前は、聖ピーター&ポール教会といい、島は小さいものの教会は大きく立派で、重要な役割を果たしてきました。
バンタヤン島観光では必ず立ち寄りたいスポットです。
そこで今回はバンタヤン島の聖ピーター&ポール教会についてご紹介します。
CONTENTS
聖ピーター&ポール教会へのアクセス
聖ピーター&ポール教会は、南西にあるバンタヤン島の中心都市バンタヤンのケソンストリート沿いにある立派なつくりの教会です。
現在も礼拝が行われているので、歴史の中だけでなく、人々の信仰を支える重要な役割を担っています。
聖ピーター&ポール教会の基本情報
名称 |
聖ピーター&ポール教会 |
正式名称 |
Sts. Peter and Paul Parish |
住所 |
Pres. M. L. Quezon St., Bayan ng Bantayan, 6052 Lalawigan ng Cebu, |
聖ピーター&ポール教会の見どころ
聖ピーター&ポール教会の見どころは、主に、
①荘厳な建物
②天井画
③大理石の祭壇(主祭壇)
④壁面の模様
⑤ステンドグラス
です。
①建物のそのものの壮大なつくりは歴史を物語ります。
そして、特に注目したいのは、②天井画の美しさです。
外観だけでなく、内部装飾の美しさは、この教会がいかに重要であるかを物語ります。
また、③主祭壇はイタリアのシチリア産の大理石をふんだんに使用してつくられています。
④壁面の木彫りの彫刻模様
⑤ステンドグラス
の美しさも注目したいポイントです。
聖ピーター&ポール教会について
この教会はフィリピンのキリスト教にとって重要な役割をしており、1580年にミンダナオ島とともに教区*に指定され、建設されました。
フィリピン最古のサントニーニョ教会がこの15年前の1565年建設なので、聖ピーター&ポール教会が、いかに古く重要な教会であるかが伺えます。
教会の現在の建物は、1839年から1863年にかけて建設された新しいものとなっています。
以前つくられた教会は、イスラム教徒や自然災害によって破壊されています。
*…教区とは、教会の布教、活動の地域の拠点として定められた中心的役割のことです。
小さな博物館
聖ピーター&ポール教会には、小さな博物館があります。
創立425周年を記念して、2005年に開館しました。
予約、または、係りの人がいるとき
しか見られない博物館ですが、タイミングが合えば見学できるかも知れません。
まとめ
このように、バンタヤン島にはフィリピンのキリスト教信仰を支えてきた聖ピーター&ポール教会があります。
スペイン統治から400年以上のキリスト教信の歴史を垣間見ることができます。
バンタヤンに暮らす人々は誰もが知っている教会として、市民に愛されている教会なのです。
小さな島ながら、歴史的意味のあるバンタヤン島と、それを担ってきた聖ピーター&ポール教会に訪れてみてはいかがでしょうか。