セブ最古の民家 ヤップハウス(ヤップ・サンディエゴの旧邸)について【フィリピン留学・観光】
セブのパリアンには、セブ最古の民家として知られるヤップハウス(ヤップ・サンディエゴの旧邸)があます。
場所は、セブ遺産記念碑のモニュメントがあるパリアン広場から道路をはさんですぐ(50m)のところです。
そこで今回は、セブ最古の民家 ヤップハウスについてご紹介します。
CONTENTS
ヤップハウスについて
ヤップハウスとは、17世紀に建てられたセブ最古の民家である古い石造と木造の邸宅で、初めて海外に造られた中国式家屋です。
かつて中国商人が暮らしていたパリアンにあり、ヤップ・サンディエゴ氏が建てた家です。
現在は、内部観覧ができる資料館(ミニ博物館)となっています。
建物そのものだけでなく、当時から使われていた食器、調度品などが残されていて、現在も子孫が暮らしています。
セブの豊かな中国商人の昔の暮らしをリアルに伝えている貴重な資料館(ミニ博物館)です。
ヤップハウスへのアクセス
セブシティの中心部オスメニャサークルからは2.5km弱、タクシーで10分の距離にあります。
また、パリアン広場のセブ遺産記念碑からは道路を挟んで50mです。
セブの観光の要であるサントニーニョ教会とマゼランクロスからは1.2kmタクシーで10分程度の場所です。
セブ観光に加えて同時に回ると、セブの歴史を体感することができるお勧めの歴史的スポットです。
フィリピンの聖地サントニーニョ教会の隣にあるマゼランクロスについて
ヤップハウスの基本情報
名称 |
ヤップハウス |
正式名称 |
Yap-Sandiego Ancestral House |
住所 |
Mabini St, Cebu City, Cebu, |
TEL |
(032) 266 - 2833 |
入館料 |
50ペソ |
開館時間 |
9:00 – 19:00 |
ヤップハウスの見どころ
ヤップハウスの見どころは、300年以上の年月を経て今に残る
古い中国式の瓦葺きの屋根と、
石造と木造の二階建て住宅
そのものです。
1階部分がサンゴ石、
2階部分が木造
の個性的な造りとなっています。
内装の天井がない吹き抜けの造りのため、中国式の瓦葺き屋根の構造を内側から見ることができます。
また、当時の豊かな生活がそのまま感じられるように展示されているため、
テーブルセッティングされた大きなダイニングテーブルがあったり、食器棚、チェスト、椅子などの装飾の美しい立派な家具や調度品が観られます。
さらに、古い調理器具、キリストの飾りなどは、当時の人々の息遣いまで聞こえてくるようで、歴史や文化に興味のある人にとっては特別な体験となります。
かつての家長が収集した絵画やなど調度品などの美しい美術品(芸術品)が多数飾られており、生活の水準の高さが伺えます。
入口では、華やかな民族衣装を着た女性が受付をしています。
まとめ
このようにヤップハウスは、セブで暮らす豊かな中国商人のかつての暮らしを体感できるスポットとして世界中からも多くの観光客が訪れています。
現在も使用されている民家での展示は珍しいので、資料館(ミニ博物館)が好きな人には特にお勧めのスポットとなっています。
セブ観光にぜひ加えて見てください。