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ルソン島北部バギオについて-コルディレラ、夏の首都、エコツーリズム、観光-【フィリピン】

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フィリピンの首都マニラがあるのはルソン島の南部ですが、北部にはバギオというとても景色の美しい高地があります。

 

南国フィリピンでは珍しく、年間を通して涼しいためマニラの避暑地としても知られています。

 

そこで今回はルソン島北部のバギオについてご紹介します。

 

CONTENTS

 

 

バキオについて

 

バキオは、首都マニラから北に245kmの場所に位置します。

日本の東京からの距離に換算すると、東京-浜松間程度の距離になります。

 

バギオは、標高1500mの高地にあり、年間を通して20度程度と大変涼しいことが魅力です。

アメリカ占領時代には、この気候を活かして避暑地として開拓されたエリアの中心地でした。

 

フィリピンの夏にあたる3~5月でも、最高気温は26度以下の涼しい高原です。

そのため、夏には政府の関連機関がバキオに移転され、バギオは別名「夏の首都」と呼ばれています。

 

また、パナイ島イロイロにある高地ブカリが「小さなバギオ」と呼ばれるのは、この地に由来しているのです。

 

イロイロの小さなバキオ ブカリのエコツーリズム-ブカリ パインフォレストキャンプ場、展望デッキ、イモイの滝-【フィリピン】 - 働く大人の読むブログ


 

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エコツーリズム

 

バギオは標高1500mの高知にあるため、とても美しい山の風景が広がっています。そのため、自然を活かしたトレッキングやキャンプなどのエコツーリズムが観光資源として注目されているエリアです。街の南東には、キャンプ・ジョン・ヘイという施設があり、ゴルフ場、ピクニック場、テニスコート、ホテルなどの多くの娯楽施設が充実しています。一体は松林となっており、清々しい空気の中で自然とアクティビティを楽しむことができます。

 

キャンプ・ジョン・ヘイについてはこちら

 

ルソン島北部の交通のハブ

 

バギオは、ルソン島北部の交通のハブとしての役割をしています。ルソン島北部の6つの州である、ベンケット州、イフガオ州、マウンテン州、アブラ州、カリンガ州、アパヤオ州の総称はコルディレラと呼ばれ、バギオはその中心地として栄えてきたのです。また、コルディレラには5つの大学や、ショッピングモールもあり、知的・経済的に豊かな暮らしをしています。そのため、フィリピンでももっとも治安の良い街の1つとしても知られています。

 

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マニラからバスで移動する

 

バギオは飛行機の国内線で行くことはできません。そのため、移動はバスになります。フィリピンのバスは日本と比較してやや治安がよくありません。スリなどに遭わないように貴重品は肌身を離さないようにしましょう。マニラからバギオまでの所要時間は6~8時間となっています。道路状況が良くない地域もあるので、時間がかかることがあります。

 

バギオの観光

 

バギオでは、先述したキャンプ・ジョン・ヘイだけでなく、博物館をはじめとした様々な観光施設があります。バギオ博物館、バーンハム公園、バギオ大聖堂、バラトック鉱山、マンション・ハウス&ライト公園、マインズ・ビュー・パークなどとなっています。

 

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バキオの観光の概要

 

施設名

内容

バギオ博物館

バギオの歴史・資料など多数

バーハム公園

湖、サイクリング、散策

バギオ大聖堂

1990年の地震で再建、カフェ

バラトック鉱山

フィリピン最古の鉱山、博物館

マンション・ハウス&ライト公園

大統領の夏季の公務オフィス、乗馬

マインズ・ビュー・パーク

景色、公園、土産物店など

 

バキオの公式URL : http://www.baguio.gov.ph/

 

まとめ

 

このように、1500mの高知にあるバキオは、その涼しい気候を活かして「夏の首都」としての機能や、エコツーリズムで注目されています。フィリピンでも人気のある観光地として知られており、大統領の夏季オフィスのデザインはロンドンのバッキンガム宮殿をモデルにしたといわれるとても重厚感のあるものになっています。また、同じコルディレラでイフガオ州にあるバナウェは、世界遺産に登録されている美しく広大な棚田が観られます。フィリピンの魅力はビーチリゾートだけではなく、自然と人の英知がつくり出す素晴らしいエコツーリズムにもあるのです。

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