フィリピンの世界遺産 歴史都市ビガン ルソン島北部 行き方・見どころ・美しい町並み 【フィリピン留学・観光】
フィリピンの世界遺産で最も人気のある歴史都市ビガンは、
首都マニラのあるルソン島北部の美しい街です。
330年続いたスペイン統治時代のヨーロッパの影響がミックスされた街並みは、
17.25ヘクタールにも及び、約120棟の建築物がほぼ無傷で現存しています。
大聖堂、市庁舎などの建物だけでなく、
古い建物がそのまま
レストラン
ホテル
カフェ
などとして利用され、その美しい街並みは今も当時のままの姿を伝えています。
そこで今回はフィリピンの世界遺産 歴史都市ビガンについてご紹介します。
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CONTENTS
歴史都市ビガンとは
歴史都市ビガンとは、マニラの北400kmの場所にある
スペイン統治時代そのままの姿を残す美しい街並みが残る都市です。
スペイン
中国
フィリピン
の多様な文化がミックスされた独特の様式で建てられた美しい建物は、
第二次世界大戦の戦火を奇跡的に逃れて現在もそのままの姿を伝えています。
大司教の宮殿
市庁舎
州議会議事堂
など、大きな建物は目を見張る美しさです。
スペイン風の石造とフィリピンの木造がミックスされた建物に
中国風のレンガの屋根
その他、ラテンアメリカの文化の影響も受けた建築様式は
バハ・イ・ナ・バト
（bahay na bato:タガログ語で石造の家の意味）
と呼ばれるものです。
見どころ
歴史都市ビガンの一番の見どころは、目抜き通りとして知られる
クリソロゴストリート
です。
スペイン風の美しい石畳が続くストリートには、
両側に美しい街並みが続きます。
カフェ
レストラン
などとして営業し、美しい街並みは今も活き活きとしています。
夜間には、
バンド演奏
ライトアップ
などで、幻想的な古都が今でもそのまま迎えてくれるのです。
フィリピンでも治安の良いエリアなので、夜間に街に出ることもできます。
＜観光スポット＞
＜おすすめの建物＞
マニラからの行き方
歴史都市ビガンには、マニラから行くことができます。
マニラから
①バス
②飛行機 ＋ バス
③飛行機 ＋ タクシー
の3つのルートとなっています。
①マニラからバス
マニラからビガンまでバスで行くことができます。
所要時間は10時間です。
②マニラから飛行機＋バス
マニラからラオアグ空港まで飛行機（1時間）で行きます。
ラオアグ空港からはバスで2時間となっています。
③マニラから飛行機＋タクシー
②同様に、マニラからラオアグ空港まで飛行機（1時間）で行きます。
空港からは安全なタクシーを利用して2時間程度で行くことができます。
最も安全なのは3つめの
③飛行機とタクシーを利用したものです。
ビガンの歴史
ビガンはスペイン統治よりも古くから中国系の移民によって栄えた街です。
当時はイコロスとして知られていました。
その後、16世紀からのスペイン統治時代は、
シウダー・フェルナンディナ
と呼ばれ、質の高い美しい街並みがつくられました。
第二次世界大戦の最も過酷な戦場となったフィリピンでは、
街並みはほとんどが破壊されています。
しかし、ビガンはその際立つ美しさによって、
戦火を免れることができたと言われています。
その様子は映画にもなった美しい物語として語り継がれています。
まとめ
このようにフィリピンで最も注目されている世界遺産
歴史都市ビガンは、その美しさと奇跡とも言える歴史の織りなすロマンティックな街です。
海外からの観光客だけでなく、フィリピン国内からも多くの人が訪れています。
一度は訪れてみたい歴史と文化を伝える世界文化遺産です。
