セブ・マクタン島 ラプラプ像について-英雄ラプラプ 行き方、見どころ-【フィリピン留学・観光】
セブ・マクタン観光で人気のスポットの1つにマクタンシュラインのラプラプ像があります。
大航海時代のマゼラン率いるスペイン軍に対して、民族の誇りを守るために抵抗してマゼランに勝利したフィリピンの英雄ラプラプの像です。
ラプラプによって命を落としたマゼランの最期の地であるマクタンシュラインには、このマゼラン記念碑と並んでラプラプの像があるのです。
そこで今回はラプラプ像と英雄ラプラプについてご紹介します。
CONTENTS
ラプラプ像への行き方
ラプラプ像は、マクタン・セブ国際空港から約7kmタクシーで20分程度のマクタンシュラインにあります。
タクシー料金の目安は、375ペソとなっています。
マクタン・セブ国際空港‐ラプラプ像
所要時間 : 20分 料金 : 375ペソ
※公園内のラプラプ像の隣にはマゼラン記念碑があます。
<セブ島から行く場合>
セブ島からマクタンシュラインに行く場合は、セブシティの中心地オスメニャサークルから18kmタクシーで約50分の移動となります。
セブ島とマクタン島は陸路で移動できるように、2本の橋でつながっています。
料金の目安は、475ペソとなっています。
(セブ)オスメニャサークル-ラプラプ像
所要時間 : 50分 料金 : 475ペソ
ラプラプ像の基本情報
名称 |
ラプラプ像 |
正式名称 |
Lapu-Lapu Monument |
住所 |
Punta Engaño Rd, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu, |
入場料 |
無料/公園内にあります |
ラプラプ像の見どころ
ラプラプ像の見どころは、
①大きなラプラプの立像
②ラプラプの英雄伝
③戦いの様子を描いた壁画
④お土産物店
となっています。
①大きなラプラプの立像
ラプラプ像はマゼラン軍の勝利したことを物語るラプラプの屈強な体を再現しています。
マゼランはラプラプによってこの地で命を落としますが、ラプラプ像の力強さは当時のラプラプがいかに強かったかを今に再現しています。
②ラプラプの英雄伝
ラプラプは、
・土地勘があったこと
・圧倒的に大人数の軍を組織したこと
・地形を利用した戦い
などでマゼラン軍を倒したと言われています。
・肉体
・精神
・頭脳
すべてを兼ね備えた英雄だったのです。
ラプラプの英雄伝については、以前ご紹介していますのでアクセスしてみてください。
③戦いの様子を描いた壁画
マクタンシュラインには、当時の戦闘の激しさを再現した壁画があります。
隣にあるマゼラン記念碑とともにご覧ください。
④お土産物店
公園を取り囲むようにお土産物店が並んでいます。
・キーホルダー
・ネックレス
・ブレスレット
・Tシャツ
などをお求めやすい価格10ペソ~150ペソで販売しています。
日本人にもとても人気のお土産物店です。
※マクタンシュラインで人気のお土産、ローカルガイドに関する注意事項についても、マゼラン記念碑の記事に詳しく記載しています。
まとめ
このようにフィリピンの英雄ラプラプは、
迫りくるスペイン支配に最後まで抵抗し、
フィリピンの民族の誇りをスペイン軍に見せつけたのです。
ラプラプは勝利したものの、その後、大きな時代の流れによってフィリピンは350年間のスペイン統治下に置かれることになります。
しかし、ラプラプの存在は民族の誇りを簡単に奪い去ろうとしたスペイン軍に
マゼランの絶命と
戦争の敗北
という大きな爪痕を残しました。
1946年7月4日にフィリピンが独立するまで、何度も起きたフィリピン革命の根底には、ラプラプの英雄伝が人々の独立を目指す原動力になっていたのではないでしょうか。
フィリピンにとってとても大切な地であるマクタンシュラインはセブ・マクタン観光で訪れたいスポットとなっています。