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フィリピン国内の移動の際に注意すること-フェリー-【フィリピン留学】

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群島国家であるフィリピンは、国内移動が陸路ではなく島から島へ渡る機会が多くなります。外務省の安全情報では、フェリーの運航についての諸注意が出ています。そこで今回は、フィリピンの国内の移動で利用するフェリーについてご紹介します。

 

CONTENTS

 

 

島から島へ移動する

 

フィリピンは7100余りの島々からなる群島国家のため、セブなどの都市部の海を介した高速移動や長距離の移動は陸路で行なうことできません。また、飛行機は格安で利用できる航空会社LCCの利用が増えたものの、コストを考えると海路を利用することが多いのが現状です。そこで、島から島へ移動する際にコストを抑えて高速で移動したり、長距離移動の際には広くフェリーが利用されています。

 

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

 

公共交通機関の安全性

 

フィリピンの公共交通機関の利用状況と安全性についてご紹介します。

 

<陸路>

 

フィリピンでは鉄道があまり発達しておらず、ジプニー、トライシクル、バス、タクシーなどの車両を用いた移動が盛んです。そのため、都市部では渋滞が問題となっています。また、これらの車両では、点検や安全管理が不十分なことがあります。特に、ジプニーやトライシクルは、車内でのスリが横行しているため、現地の人の暮らしと比べて裕福である日本人はターゲットになり易く、被害が出ています。また、バスでも同様のことが見られるので、移動は原則タクシーの利用を呼び掛けています。

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

 

<海路>

 

フェリーについては、多くのフェリー会社が高速船を用いた海路の移動を提供しています。時間や価格のコンパクト化がはかられ利用しやすくなっています。しかし、その一方で、乗客の定員の超過や整備不良が認められるケースがあり、2013年には大きな沈没事故が発生しています。フィリピンは近年、急速に豊かになり意識の向上がはかられ、安全に対する配慮も進んでいます。しかし、繁忙期などには、どうしても手落ちが出てしまう傾向にあるのです。

 

夏季休暇の4~6月は注意が必要

 

フィリピンの学校は4~6月が夏季休暇となります。そのため、日本の夏休み同様、旅行者が多くみられるようになり、多くの人々が各地を移動します。そこで、この時期のフェリーの運航については、特に注意が必要です。繁忙期には、定員以上の利用客を乗船させたり、時間的な余裕がなく点検がおろそかになることがあります。また、7~9月は台風による欠航の後に乗客の定員超過が起こることがありますので、十分に注意してください。旅行代理店や大手のフェリー会社などを利用して、安全な航行をしているフェリーを利用するように心がけましょう。また、保険についても確認しておくことが大切です。f:id:hatarakuotona:20190419125158j:plain

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

 

まとめ

 

このようにフィリピンでは、中型~大型のフェリーを利用した海路の移動が発達しています。最新型の高速フェリーも多くありますが、中には老朽化が進んだもの、整備不良のもの、乗客を定員以上に乗船させてしまうことなどがあります。安全には当然に配慮されていているものと考えずに、適正なものなのかを確認するようにしましょう。フィリピンは物価が安いことが魅力ですが、その一方で、安全のためにはコストをかけて快適な留学生活をしてください。

 

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS