フィリピンの治安について【フィリピン留学】
全寮制、スタッフ常駐、24時間セキュリティのフィリピン留学は、身の回りの安全が確保されています。しかし、世界で一番治安がいいと言われる日本と比較すると、フィリピンは治安の悪さが目立ちます。そこで今回はフィリピンの治安と、気を付けるポイントについてご紹介します。
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スクール、寮の外は治安が悪いことを理解する
治安の良い日本と比較して、フィリピンは犯罪件数が多く、治安はあまり良くありません。しかし、語学留学ではスタッフ常駐、24時間セキュリティ完備の全寮制で生活するため、日々の生活の中で身に迫った恐怖を感じることはありません。そのため、毎日の学習や寮での生活については特に心配することはありまませんが、休日の観光やスクールや寮からの外出については、治安が悪いことを理解した上で、注意して行動する必要があるのです。
不用な外出は避ける
スクールは比較的開けた地域にあることが多く、首都マニラ、セブ島のセブシティなどはビルが建ち並ぶ都会です。ナイトスポットも多く、夜間の外出が楽しいフィリピンですが、不用な外出は避けることが大切です。特に夜間の単独での外出は危険です。やむを得ず夜間に外出する時は、必ず複数人で行動しましょう。スクールではクラスメイト、ルームメイトなど生徒同士の交流がありますから、気の合う仲間と出会えます。信頼の置ける仲間と行動することも一つの防犯対策です。
荷物の管理
フィリピンでは置き引き、スリなどの被害が非常に目立ちます。レストランやカフェで隣の椅子に置いていたはずのバッグが仲間と話している時などの気付かないうちに置き引きに合う、スマートフォンやタブレットなどを自分のテーブルに置いて少し席を離れたら置き引きに合うなどということは日常茶飯事です。必ず持ち物からは離れないようにしましょう。特にスマートフォンやタブレットなどは現地では高級品とされています。人前で使用しないくらいの注意が必要です。
財布の管理
人混みの中でバッグから財布をすられることもよくあります。身につけていたバッグでも同様です。相当な注意を払ってください。また、スマートフォンやタブレットと同様に、お財布を人前で出さないようにすることも必要です。財布そのものが高価な場合は特に危険なので、簡素なものを用意することをお勧めします。
まとめ
このように、荷物、スマートフォンやタブレットなどの精密機器、財布などの基本的な物の管理についてご紹介しましたが、日本とはかなり状況が違うことを理解していただけたでしょう。フィリピンは格差のある社会なので高価な物に対する管理を徹底してください。海外に出る時には当然の範囲のことですが、気を付けなければならないことはたくさんあるのです。危機感を持って対処することで留学という貴重な経験を最大限に楽しむことができるのです。