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食中毒の対策【フィリピン留学】

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フィリピンは近年、急速な経済成長をしており都市の開発や衛生環境の向上がみられます。しかし、無菌状態ともいえる日本で暮らす私たちにとっては、水を飲むだけで食中毒になってしまうのも事実です。食中毒には何を気を付けたらいいのだろう? 胃腸薬は持っていくべきか? など様々な不安があるでしょう。そこで今回は食中毒についてご紹介します。

 

CONTENTS

 

 

食中毒の症状

 

食中毒の多くは、軽症で治まります。発熱はなく、軽い腹痛の続く下痢、もしくは、軽い下痢がしばらく続きます。また、下痢ではなく吐き気を催すもの、下痢と吐き気があるものなどもありますが、よくみられるのは比較的軽症です。日常の基本的な注意で回避できますので、以下を参考にしてください。食中毒の症状が出たら、食事の量を減らし、薬を飲んで、休日はゆっくりと自室で休みましょう。疲労は症状を悪化させたり、長引かせたりします。元々お腹が弱い人は全快することは難しいかも知れませんが、無理をせず体を大事にするようにしましょう。

 

生水と氷

 

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

フィリピンでは、水道水をのむことはできません。歯磨きの際に口をゆすぐ水をわずかに飲んでしまうことでもお腹を壊す人がいるほどです。レストランなどの飲食店で出された水、氷入りのジュースやお酒などの飲み物は飲まないようにしましょう。氷は水道水でつくられているので、氷を入れないで供してもらうことも一つの対策として有効です。

 

生卵f:id:hatarakuotona:20190319210657j:plain

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

人によってお腹の強さは違いますが、自分はお腹が弱いと自覚している人は生卵や半熟卵など、完全に火が通っていない状態の卵を食べることは控えましょう。目玉焼きはトロッとした黄身がおいしいですが、しっかりと火を通してもらったり、玉子焼きを選んだりするなど、卵の食べ方を工夫してください。

 

生野菜とカットフルーツ

 

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

生野菜のサラダやカットフルーツなどは、食中毒の原因になります。フィリピンは南国のフルーツがとてもおいしいので、食べる時は市場に買いに行って自分でカットしましょう。フルーツだけでなくナイフも洗浄する時はミネラルウォーターを使うなどの簡単な注意をすることで、安心して楽しめます。フィリピンではミネラルウォーターは安価なので必ずストックしておきましょう。

 

シーフード

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シーフードを食べる時は、しっかりと素材の中まで火が通っているかを自分の目で確認するようにしてください。火の通りが悪いとお腹を壊したり、食中毒になったりすることがあります。フィリピンの人と日本人とでは細菌に対する耐性が違います。南国の豊かなシーフードを楽しく食べるためには、事前の簡単なチェックが大切です。

 

胃腸薬・下痢止め

 

フィリピンの薬は効果が強すぎるので、胃腸薬や下痢止めは日本から持っていくようにしましょう。薬は使い慣れたものでないと体の不調を引き起こすことがあるからです。また、フィリピンという日本とは異なる環境では、一時的に体が過敏になることがあります。胃腸薬、下痢止めに限らず、風邪薬、頭痛薬その他の常備薬は必ず持参してください。

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フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

 

まとめ

 

このように、フィリピンでは衛生環境が日本とは異なるため、お腹が弱い人は特に注意が必要です。簡単なチェックや対処をするだけで不調や食中毒を避けられるので、皆さんも取り入れてみてください。また、アルコールの含まれた除菌タイプのウェットティシュを日本から持参すると重宝します。飲みものの口を拭く、手指を拭くなど、ほんのひと手間を加えるだけで快適な留学生活が送れます。南国の味ナンプラーを使ったフィリピン料理から中華、スペイン料理まで様々な食文化を味わってフィリピン留学を楽しんでください。

フィリピン政府公式認定 語学学校NILS